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 ■エイブラム・ホッファー医師:統合失調症、うつ病とオーソモレキュラ―医学
 ■Beat mental illness with nutrition:栄養療法で精神病に打ち勝とう
 ■治療の原則:
 ■サプリメント:一番よく処方されるビタミンB群:
 ■回復への道
エイブラム・ホッファー医師:
統合失調症、うつ病とオーソモレキュラ―医学
2009年The Healing Journal より翻訳
最近の国際オーソモレキュラ―学会の会議で、主に医療従事者の聴衆に向け最後のスピーチを飾るのは常にアブラハム・ホッファー医師でした。ホッファー医師は最も名誉ある有名なオーソモレキュラーの専門家です。ホッファー医師とハンフリー・オズモンド医師はオーソモレキュラ―医学を通して今までの精神疾患(または他の疾患)の定義に対立した初めての医師達です。50年以上前の当時二人は医学の異端として扱われ彼らの研究は無視されていました。

数年前、ホッファー医師は、2006年1月をもって精神科医と医師であることを辞め博士号を使用すると宣言し次のことを述べています。'私は今から栄養士となります。私は長い間医学会からひどく敵対視され続けてきました。私は"慢性倫理的病状の医療(Chronic Ethically Sick Medical-Industrial Complex)という本を執筆中です。'

有名な病理学者、博士ウィルヒョウは宣言しました:"どんな病気も何かの欠乏によって引き起こされるものではない。
彼は感染だけが唯一の病気の原因と信じていました。彼の見解は'単に脂肪、炭水化物、タンパク質よりも多くの栄養素が不可欠'と言う新しい考え方を容認しない主な原因となりました。1930年までにビタミンの概念は医療に確立され、その後10年の間にビタミンを合成する方法、ビタミンが何故必要なのか、知られる主な欠乏症を防ぐ為にどの様に使用するか等を発見しました。このビタミン使用に関する最初のパラダイム(方法論)は、'これらの病気が発生するのを防ぐ為にはひどく少量のビタミンでも必要である'という信念を決定的なものとしました。このパラダイムは'予防のためのビタミン'と呼ばれます。これらの欠乏症は、脚気、ペラグラ、壊血病、くる病、眼球乾燥症を引き起こし、充分なビタミン剤、チアミン(B1)、ナイアシン(B - 3)、アスコルビン酸(ビタミンC)、ビタミンD、ビタミンAを含む食事を摂取する事で予防出来るという固定概念になりました。さらに、これらの栄養素は他の症状には必要ではなくまた、私達の通常の食べ物に存在する量よりも多く摂取する必要はないとまで決めつけられました。1950年までにこのパラダイムは石に書かれたモーゼの十戒のように確立しました。一つの結果として '良い食事をしていれば余分なビタミンを取る必要は無い'という考えに医療従事者は到達しました。この考えは医療従事者達と特に世界中で政府が奨励する毎日の摂取の基本として信じられている事項なのです。それでホッファー医師は疑いました:'欠乏とは何なのでしょうか?'。

'1800年代には、私達の食生活がよくない方向に変化し始めました。小麦粉を白くする為に栄養分を除去、残りの栄養分を農民に与えました。これをきっかけに我々の基本的な食糧供給からビタミンBを失われ始めました。主な流行は1850年から1942年にかけて、米国南東部の精神病院に入院している患者の3分の1はトウモロコシと塩豚の過度摂取による病気でした。それはペラグラと言われる病気でした。(もし彼らがましな食料を摂取していたら、統合失調症と言われていなかったでしょう)。' ジョセフバーガー医師はペラグラは食料の不足、つまりビタミンB3を充分摂らないことによって引き起こされると発見し、今まで全心理学の専門家が精神病になるのを防いだ以上の多くの人々が精神病にかかるのを阻止しました。彼の発見の結果、米国政府は白い精製された小麦粉にナイアシンを加えるよう指示しました。これは素晴らしい決断でした。

ホッファー医師は精神病院に入院すれば一生退院出来ないと言われていた1950年代のケースを例にしました。'1950年、50種類の精神病があり、現在ではDSM- IV(精神疾患の診断と分類の手引、第4版)300種類以上あります。精神医学は現在その原因を見ていません。これは今日行われていない事で、現代の精神医学では、各診断用語は単に説明であり、治療を指示するに至りません。1952年、ホッファー医師はサスカチュワン州の精神疾患研究のディレクターとして働いていました。医師は電気ショック療法をしてインスリン昏睡状態の為、更に悪化していた緊張型統合失調症患者を診ることになりました。 患者は昏睡状態、死にそうで、飲み込む事が出来ませんでした。彼は胃管を使用してナイアシンとビタミンCを与えました。次の日、患者は起き上がり、飲み込む事が出来、1カ月後家に帰りました。彼はビタミン高摂取による治療を確信していたホッファー医師による最初の精神病患者でした。

1960年代にも、ホッファー医師は恒久的、絶望的に精神障害者と宣言されていた12歳の統合失調症の男の子にナイアシンを摂取する事を提案しました。父親は医師でしたが、ホッファー医師の情報に基づいてナイアシン500mgを手に入れました。しかし、担当の精神科医は'脳を破壊する'と言い、彼にナイアシンを与える事を拒否しました。その精神科医は既に試し済みで、効果が無かったと言い張りました。
www.orthomolecular.org & www.orthomed.org

この発言は両方とも嘘でした。少年は砂糖中毒だったので父親は毎日密かにナイアシンを入れた白パンのジャムサンドイッチを与えました。入院していた少年は良くなり、成長し、自分自身が医者になりました。全てナイアシンによるものです! カナダで最高齢112歳(晩年精神病ではなかった)の女性が最近亡くなりました。ホッファー医師は何年も前彼女をナイアシンで治療し彼女も同じ様に完治しました(ナイアシン摂取によるものですが、'また、セレン、ビタミンB6を追加する必要がある'と加えました)。ホッファー医師は言いました:'全人口の1%は統合失調症だと考えられている時期がありました。実際の数字はおそらく2%に近く、より一般的になりつつあります。何故今日そんなに多くの統合失調症患者がいるのでしょう?統合失調症の遺伝子、良い遺伝子なのですが、正しく食事を摂る必要があります。それは正しくビタミンB群を摂る事です。このままでは100万年後、全ての人が統合失調症になります。適切なビタミンB群が私達の食料に追加されれば誰も病気にならないでしょう(仮定上)。'
ホッファー医師は二年未満の統合失調症患者の90%がオーソモレキュラ―ビタミン療法で正常になる事が可能であると述べています。1942年のペラグラの様に、私達の食べ物にナイアシンを追加すれば数十年で大幅に統合失調症の発生率を減らす事が出来ると提案しました。私達がしなければならないのは米国で1942年に行われていた事、すなわち小麦粉にナイアシンを追加する事でこれは非常に安価で出来ることです。'統合失調症と言う名前を無くしましょう。間違っていて、社会的偏見があります。科学的なメリットは何もなく、原因を示す訳でもなく、正しい処置も示されません。全くペラグラのケースの一つと同じです−ペラグラと名付けているように。'
Beat mental illness with nutrition:
栄養療法で精神病に打ち勝とう
文:アブラハム・ホッファー MD,PhD
一年半前、息子のことを非常に心配し1人の母親がニューヨークから息子を連れて私に会いに来ました。彼は病気と診断され2年以上精神病院を出たり入ったりしていました。彼はかなりの量のクロザピンを投与されていました。彼の体は私のオフィスの椅子に座っていましたが、彼の心は彼の精神世界の何処かに飛んでいるようで、薬漬けで、殆ど何が起きているのか認識していませんでした。彼の母親は、彼が薬の投薬を止める事は出来ず、教育を完了する事は無理だと伝えられていると言いました。言い換えれば、彼は一生病気であると決められていて、増え続ける統合失調症患者の一人であると言う運命にありました。

上記の少年は私の開発した'オーソモレキュラ−治療'
(精神の為の最適な分子環境の提供)を始め、同時に投薬を維持しました。彼の場合、投薬は全く不適切でした。正しい栄養プログラムを開始し初めて少年は回復し始めたのです。今日彼は大学の学位を取得し、1人の人間として完全に機能し普通の状態ですが、まだ薬の摂取を継続中であり徐々に低用量となっている段階です。

何年も前にサスカチュワン州で開拓されたオーソモレキュラ―治療の成功は現在の精神病に対する見方がいかに限られている事を示し、また実際に薬だけ投与されたら患者に何が起きるのかを示しています。私は50年以上精神病を勉強し、統合失調症の治療を専門としてきました。統合失調症は現代社会が直面している主要の精神疾患の一つであります。他にうつ病、バイポーラ、および躁状態など気分障害が含まれます。オーソモレキュラ―プログラムは精神的支援を必要とする病気の殆どに効果があります。2つの主要の精神病を治療する原則は他の精神疾患にも適用されますが、疾患の状態によって栄養素の種類と投与量の差異はあります。

治療の原則:
栄養:体は全てのジャンクフードを排除することによって浄化されます。私にとってジャンクフードとは、ショ糖などの様な砂糖を含む全ての食品を意味します。また患者は食物アレルギーの有無を調べ、これらの食品も除去されます。よいビタミンプログラムを実行しても食品アレルゲンを除去しない方は回復しません。

サプリメント:一番よく処方されるビタミンB群は下記の通りです:
・チアミン(ビタミンB1):うつ病と化学中毒のため
・ナイアシン(ビタミンB3):統合失調症と行動、或いは学習障害の子供の為;および多くのその他の症状には低用量を摂取
・ピリドキシン(ビタミンB6):月経前症候群、或いは月経前の周期的な症状に
・パントテン酸(ビタミンB5):アレルギー症状、低血糖、軽量化の為に・うつ病、他の多くの症状に葉酸
・フォリックアシッド:うつ病、多症状に
・コバラミン(ビタミンB12):慢性疲労症候群に

全てのコンディションに最適な用量のビタミンC、循環器系の問題にビタミンEを使用します。他のビタミンも役立つ事があります。うつ病の為の主なミネラルはセレン、亜鉛、クロミウムです。

回復への道
薬は、足を怪我した時にサポートとして松葉杖を使用する様に不要となるまで使用します。患者が完全な栄養プログラムを始め、長い時間をかけて安定性を達成した時に薬は徐々に減らす、或いは副作用の無くなるまで低用量で続けます。オーソモレキュラ―のアプローチは従来の治療よりも効果的です。プログラムの患者の約90%は2年足らずで回復します。ただし、プログラムの効果が現れるまで約2ヶ月かかります。慢性患者の方は数年間かかる事があり、回復率はそれ程高くはありません。

私の考える回復の定義は症状からの解放、家族や地域社会との良好な関係、有給雇用される、或いはその準備中である事です。私の患者で次の様な例があります。一人は十代の時統合失調症になりましたが回復し、医者になり、今日大きい北米の大学の精神科医師となっています。また1950年代初期、別の患者を治療しました。彼は回復後、同じく医学を学び後に大きな精神学協会の社長に就任しました。更に他の患者は今50歳ですが、13歳の時から病気で最高と言われる精神病機関で治療されていました。私の所に来てから家族の一生懸命なサポートもあり彼はずっとよくなりましたが、30年間掛かりました。もし彼が13歳でこの治療を始めていたら、十代の時によくなっていた事でしょう。

私の患者やオーソモレキュラ―治療については、カナダ統合失調症基金によって作られたドキュメンタリー"狂気の仮面、癒しの科学"を観て下さい。

アブラム・ホッファーは50年以上の精神医学を実践しています。精神病のオーソモレキュラ―治療の先駆者であり、統合失調症の治療を専門とし、ビクトリアで勤務していました。
(2009年に91歳で亡くなられました)
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