平成24年03月03日（土曜日）
18:00 開場, 18:30 〜 20:30

富士見区民館 洋室Ａ・Ｂ（東京都内千代田区富士見１−６−７）

水上 治（癌先進補完医療研究会理事長、日本オーソモレキュラー医学会理事長、健康増進クリニック院長）

【１】
次の紹介およびレポートになります。
１）Circulating Tumor Cell 循環がん細胞検査の内容と検査結果の紹介（下記注）
２）遺伝子の発現と生死別検査から診る抗がん剤の効果のプロファイル
３）モノクローン抗体とホルモンブロッカーの効果のプロファイル
４）サリドマイド使用による効果のプロファイル
５）天然成分約50種類弱のがんアポトーシスの効果のプロファイル
【２】
循環がん細胞検査結果に導入される機能性医療とオーソモレキュラー医療の実体例の紹介
１）MDRIが↑、NF kappa Bが↑、IkBが↓、このような結果が多く見られ、抗がん剤への抵抗性が確認
　　された場合、MDRIへの対処の他に体内の炎症と感染症に対処を検討する→
２）IgG遅効性食物アレルギーの導入
３）発がん性ウイルス検査の導入
４）便検査によるディスバイオシス検査
５）上記、食物アレルギー検査と便検査の結果への対処方法、腸管免疫改善のためのオーソモレキュラー
　（分子整合医療）
以上に関して検査結果と対応について検証したいと思います。

次の二種類の検査があります。

●Circulating Tumor Cell（CTC）検査：
血中循環がん細胞（CTC）、がんの幹細胞が残る限り転移、再発が生じ得るため血中循環細胞を検査して 治療のプログラムを確定する検査。
　・発現遺伝子プロファイル、各々の遺伝子のグルーピング
　・６日間の抗がん剤の投与による感受性生死別検査
　・栄養素、サプリメント、ビタミンC、ウクライン、ナルトレキソンなど約50の天然品目のがんへの
　　感受性
●EDT（Early Detection Test）、がんの早期発見検査：
これは同じCTCを利用して検査が行われます。
がんの家系の方、ホルモン治療を行うに際して安全のために導入、その他がんの不安がある方に勧められます。

6月16日（土）、17日（日）
Dr.フルーラー来日セミナー
（CTC血中循環がん細胞検査と治療に関する詳細）

8月11日（土）、12日（日）：オーストラリア ゴールドコーストにて
オーストラリアのメディカル栄養療法カレッジ（ACMN）による点滴と注入によるセラピーの実践ワークショップ。
2007年東京にて開催されたA4Mにて解毒の講演をされたDr.ロバート・アレン先生も講義されます。Dr.アレンのがんなどへの長期に渡る治療経験とビタミンDの筋注、がんへのビタミンKの点滴、ビタミンB12、葉酸など講義と実践から成り立つ勉強会です。
お盆と夏休みの時期ですが参加をご検討ください。
場所はサーファーパラダイスのゴールドコーストになります。

8月18日（土）〜19日（日）
Dr.フルーラーセミナー：オーストラリア シドニーにて
（提携するドイツのがん専門病院院長Mrs. Dr.ジェイコブの来シドニーに合わせての合同セミナー）

10月31日（水）〜11月4日（日）：ドイツ バーデンバーデンにて
がんの統合医療学会参加及びMrs. Dr.ジェイコブ病院見学等